盗聴器専門店の目線で、数ある盗聴器の中から真っ先にお勧めするのがコンセント型盗聴器です。
今回は、専門家がどんな利点からコンセント型盗聴器をお勧めするのか、その利点を3つに分けて詳しく紹介します。
電池の交換や充電が不要
まず大きな利点として電池の交換や充電が不要という点が挙げられます。

コンセント型盗聴器は電池を必要とせず、コンセントに差し込んだ時にコンセントから電源が供給されます。
停電しない限り半永久的に動き続け、電池寿命の心配はありません。
盗聴器を使用して情報を収集するとき、重要な会話がいつ行われるのか予測するのは困難ですが、電池式盗聴器の場合は使用している間は常に電池を消耗し続けているため、いつも電池の残量を気にしていないといけません。
電池がなくなれば電池交換のために仕掛け直す必要もあります。もしタイミングが悪ければ、肝心の会話が行われるときに電池が切れてしまうかもしれません。
コンセント型盗聴器は電池を使用せず、コンセントに差し込んでいる間は半永久的に使用できるため、このような電池残量の心配がありません。そして電池交換のために仕掛け直すといった必要もありません。
電池残量や電池寿命を気にせず、頻繁に仕掛け直す必要がないという点が、コンセント型盗聴器の大きな利点です。
今使用しているタップと置き換えできる
コンセント型盗聴器は、現在使用中のコンセントタップと簡単に、そして限りなく自然に置き換えできるという利点があります。

コンセント型盗聴器は、市販されている普通の分岐タップに盗聴器が組み込まれた物です。ベースに使用されているのは100円均一などでも販売されている、どこにでもある普通のタップコンセントです。
三角形の分岐タップ、平型の分岐タップ、延長コードのテーブルタップは、どこの部屋にも使用されている可能性の高い、非常に一般的な物です。
コンセント型盗聴器も同様に、三角形のタップ型、平型タップ型、テーブルタップ型とバリエーションが揃っており、どれも実際に分岐タップとして使用できます。
これらのことから、今現在使用されている分岐タップと容易に置き換え、ターゲットに違和感を与えることなく盗聴器の設置が可能です。
初心者でも一瞬で仕掛けられる
コンセント型盗聴器はどなたでも一瞬で仕掛けられるという特徴があります。

コンセント型盗聴器は電池式などと違い、電池のセットやスイッチの切り替えなどの使用準備が一切不要です。
ただコンセントに差し込むだけでセットが完了し、その瞬間から使用を開始できます。
現在使用されているコンセントタップと入れ替えるとしても、ものの数秒で作業は終わります。
こういった仕掛ける手間の少なさと手早さもコンセント型盗聴器の大きな利点です。
気をつけたいこと2つ
このように利点が多く絶対にお勧めなコンセント型盗聴器ですが、独特の気をつけて欲しい点が2つだけありますので紹介します。
盗聴を失敗させないため、注意しておきましょう。
他のコンセントタップと混ぜない
コンセント型盗聴器は普通の一般的な分岐タップに盗聴器を仕込んだものです。つまり、外観からは全く見分けがつきません。
そのため、普通のコンセントタップと混ぜてしまうと、どれがコンセント型盗聴器なのか見分けがつかなくなります。
コンセント型盗聴器は他の普通の分岐タップと一緒にしてしまわないように注意しましょう。
もしわからなくなったら、一つ一つをコンセントに差し込み、受信機で電波が受信できるかを確認し、見分けるしかありません。
本体のバンド表示のシールは剥がしておく
購入時のコンセント型盗聴器には、ユーザーが受信機をどのバンドに設定したら良いのかがわかるように、本体裏面に小さなバンドのシールが貼ってあります。
A、B、Cのいずれかがわかるだけの小さなシールです。
しかし、このシールは盗聴器ではない普通の分岐タップには貼られていないため、コンセント型盗聴器を見分ける方法などを紹介しているようなサイトでは、もっぱらこのシールを判断材料にしているようです。
もしもの時にシールで怪しまれないように、仕掛ける前にはシールを剥がしておくことをお勧めします。
最後に
今回は盗聴器専門店が専門家目線で、なぜコンセント型盗聴器を勧めるのか、その理由を詳しく説明しました。
恐らく皆様も納得されたのではないかと思います。
実際に、当店のユーザーにおいてもコンセント型盗聴器が一番活用されています。
コンンセント型盗聴器は利点が多く、欠点がない理想的な盗聴器です。
盗聴器を選ぶ際には是非、コンセント型盗聴器からご検討ください。
当店ではご相談や質問、アドバイスなど対応していますので、わからないことなどありましたらお気軽にお問い合わせください。