会議やインタビューなど、いろいろな場面でボイスレコーダーは活躍します。
しかし、録音した音声を後から聞くと、ノイズが入っていてうまく聞こえなかったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
今回は、ノイズが入ってしまう原因と場面ごとにうまく録音するポイントを紹介していきます。
□ノイズの原因とは?
ボイスレコーダーで録音したものを再生してみると、ノイズが入っているということも多々あります。
このノイズの原因は何なのでしょうか。
考えられる原因と対処法を紹介します。
1.ヘッドホンの汚れ
録音したものをヘッドホンで聞いている場合は、ヘッドホンのプラグが汚れている可能性があります。
ヘッドホンのプラグを一度掃除してみましょう。
2.再生する時に近くに電源コードや蛍光灯、携帯電話がある
録音したものを再生する時に、機材の近くに電源コード、蛍光灯、携帯電話などがあるとノイズが入ってしまう可能性があります。
これらを遠ざけてからもう一度再生してみてください。
3.録音する時に音を発する物が近くにあった
録音する時に、扇風機、エアコン、空気清浄機、パソコンのファンなどの音が入っていると録音した音がうまく聞こえません。
録音する時は、なるべく近くに何もない状態で録音しましょう。
□ボイスレコーダーできれいに録音するには?
ボイスレコーダーを使う場面は、人によってさまざまです。
ここでは、場面ごとにボイスレコーダーできれいに録音するためのポイントを紹介していきます。
*会議
ロの字型に机が配置されている場合、発言が重要となる人の方向に録音機材を向け、マイクが向いている方を正面としてロの字型の3分の1あたりに配置しましょう。
延長コードがある場合は、マイクと延長コード、延長コードとボイスレコーダーをつなげて手元に置いておくと、しっかり録音できているか確認しながら会議を進められます。
延長コードがない場合は、マイクスタンドの足元にボイスレコーダーを配置します。
*インタビュー
インタビューを録音する場合は、可能な限り周りの人の会話が入らない屋内の場所で行いましょう。
インタビュイー(インタビューされる人)に録音機材を向け、イヤホンで音声を確認してからインタビューを開始します。
相づちがインタビュイーの発言をかき消してしまうことがあるため、相づちは控えることをおすすめします。
□まとめ
ボイスレコーダーを使って録音した時にノイズが発生する原因としては、再生した時の問題と録音した時の問題が考えられます。
一度周囲の状況を見直してみて、ノイズが発生する原因となるものを排除してから録音・再生を行ってみましょう。