ボイスレコーダーで録音しているとつい雑音が入ってしまうという方もいらっしゃることでしょう。
特に、取材のためにボイスレコーダーを使っている場合は、雑音が入っていることで取材が台無しになってしまうことも。
今回は、雑音が入らないようにするための対策と録音後に雑音を消す方法について紹介していきます。
このページの目次
□雑音が入らないように録音前にできる対策
取材でボイスレコーダーを使って録音する時にできる対策について紹介します。
1.録音の音量を大きくする
録音の音量が大きいと声を大きく録音できます。
録音する音声が大きいことで、ノイズを消す時にも音声が消えないため、ノイズを消しやすくなります。
2.取材相手の口元にマイクを向ける
マイクと口元が近ければ近いほど音量は大きくできます。
録音する時にはマイクを机の上に置くのではなく、下にスタンドやものなどを置き、口元に近い高さにおくと良いでしょう。
3.静かな部屋で録音する
雑音が入らないように静かな部屋で録音するようにしましょう。
また、換気扇を止めたり、窓を閉めたりして部屋の中でも音を出さないような工夫を行うことをおすすめします。
4.ウインドスクリーンを使う
ウインドスクリーンとは、マイクやレコーダーに取り付ける防風アイテムです。
これを付けておくことでノイズをかなり減らせます。
□録音済みのデータから雑音消す方法
すでに録音した音声に雑音が入っている場合は、以下の手順で除去してみましょう。
*手順1.音楽用のイヤフォンやヘッドフォンで聞く
パソコンやスマートフォンに内蔵されているスピーカーは低解像度のものが多いです。
そのため、会話を聞く時には音楽用のヘッドフォンやイヤフォンを接続して聞いてみるようにしましょう。
パソコンやスマートフォンで聞き取れなかった音声でも、ヘッドフォンやイヤフォンを使えば聞き取れるようになる場合もあります。
*手順2.再生アプリのイコライザーを調整する
動画編集アプリにはイコライザーが標準搭載されています。
雑音状態によってはこれらのアプリのイコライザーを調整することで雑音が改善される可能性もあります。
*手順3.フリーアプリを使って修復する
ノイズを除去するためのフリーアプリを使うという方法もあります。
最低限の専門知識が必要となりますが、パソコンの扱いに慣れているという方はやってみるのもおすすめです。
これらの方法でも雑音を除去できなかった場合は、専門の会社に依頼してみましょう。
□まとめ
ボイスレコーダーを使う時には、雑音が入らないように録音する状況や環境に十分に注意しながら録音していきましょう。
また、録音後に雑音が入っていることに気づいた場合には、今回紹介した手順で解決してみてください。