パートナーの不倫調査を行っている方の中には、不貞行為の立証が難しいとお困りの方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、不貞行為の証拠の種類と、証拠がなく立証が難しいときの対処法を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
□裁判のための不貞行為の証拠とは
不貞行為を証明できる証拠には、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、代表的なものを3つ紹介します。
1つ目は、写真やビデオです。
これらは、不貞行為の立証の上で最も効果的な方法です。
配偶者が不倫相手とホテルに出入りする写真などは、肉体関係を証明できる証拠になります。
デジタル写真だと、簡単に編集できるため合成が疑われる可能性があります。
撮影の際は、アナログ写真の方が有効なことを押さえておきましょう。
2つ目は、録音です。
夫婦や不倫相手との会話の中で不貞行為の事実を認めている録音内容は、証拠になります。
しかし、ボイスレコーダーなどの証拠は編集や捏造ができるため、それだけでは証拠能力が弱いと判断されることが多いです。
3つ目は、電子メールなどのやり取りです。
メールやSNSであっても、肉体関係を確認ないしは想起できる内容が見つかった場合は、証拠になります。
また、その証拠をもとに、パートナーに不貞の事実を認めさせたものを録音できている場合は強力な証拠になるでしょう。
□証拠がないときはどうしたら良い？
先ほどは、裁判で使用できる証拠を紹介しました。
これらのような証拠がない場合には、どう対処したら良いのでしょうか。
ここでは証拠がないときの対処法を3つ紹介します。
1つ目は、地道に証拠を集めることです。
確実な証拠がないからといって、相手に探りを入れてしまっては逆に警戒させてしまう可能性があります。
不倫を疑っていることを悟られないように気を付けて、パートナーがボロを出すまで待つのも一つの方法です。
2つ目は、探偵事務所に依頼することです。
自力で証拠がつかめなかった場合には、不倫調査のプロに任せるのも良い方法です。
第三者が調査を行うことで、相手に気づかれにくい上に、精神的な負担もありません。
この場合には、高額な調査費用がかかる可能性が高い点がデメリットです。
3つ目は、今ある証拠を提示して浮気を自白させることです。
裁判では効力がない証拠でも、相手に不倫を認めさせるのに十分な証拠が得られた場合は、それを使ってパートナーを問い詰めることも可能です。
自白は強力な証拠になりえます。
□まとめ
今回は、不貞行為の証拠についてお伝えしました。
ぜひ参考にして、裁判を有利に進めてくださいね。
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