配偶者が浮気をしている疑いがあると、証拠を得るために調査を検討しますよね。
浮気調査には、さまざまな方法が考えられます。
今回は、車にGPSを取り付けて追跡する調査について、その違法性と違法にならない調査方法を紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
□GPSを取り付けて追跡するのは違法なのか？
ここでは、GPSを使用した浮気調査で違法になるケースとならないケースをそれぞれ紹介します。
＊違法になるケースは？
GPSを仕掛けて違法になるケースを3つ紹介します。
1つ目は、浮気相手の車にGPSを取り付けようとして敷地内に入ることです。
調査のために、浮気相手の動向を確認したいと思うかもしれませんが、他人の車にGPSを取り付けるのは違法行為にあたります。
また、敷地内に侵入してしまうと住居侵入罪に問われる可能性があります。
2つ目は、GPSを仕掛ける際に、物を破損することです。
他人の物を壊したり傷つけたりしてGPSを設置すると、器物損壊罪にあたります。
3つ目は、度を越えて監視をすることです。
GPSを仕掛ける相手に、度を越えて監視をするとストーカー行為になる可能性があります。
浮気の証拠をつかみたいがゆえに、周りが見えなくなってしまわないように気を付けましょう。
＊違法にならないケースとは
GPSを仕掛けても違法にならないケースを2つ紹介します。
1つ目は、ご自分が所有している車やバイクなどに設置することです。
ご自分の所有物なら、GPSを取り付けるのは違法行為にあたらないので、ご安心ください。
2つ目は、夫婦で購入、所有しているものに設置することです。
夫婦の共有財産にGPSを設置することは合法です。
そのため、家や車など、夫婦協働で使用しているものに設置しましょう。
□違法にならない浮気調査の方法をご紹介！
ここまでの内容で、合法な範囲では証拠がつかめないのではないかと不安に思われた方のために、GPSを取り付ける以外に合法な範囲で浮気調査をする方法を紹介します。
ここで気を付けるべきなのは、プライバシーの侵害です。
GPSを取り付ける以外には、
・財布の中身を確認する
・カードの利用明細や給与明細をチェックする
・ロックされていないスマホやPCをチェックする
・寝室やリビングなどの共有スペースをチェックする
・婚姻関係があるうえでの尾行、撮影、張り込み
といった行為は違法性を問われる可能性は低いでしょう。
□まとめ
今回は、浮気調査の違法性について、詳しく解説しました。
GPSを使った追跡の調査について、理解が深まったのではないでしょうか。
この記事を参考にして、有効活用してくださいね。
