クライマックスシリーズ
プロ野球もレギュラーシーズンが終わり、クライマックスシリーズ(CS)へと舞台を移しました。 西武とソフトバンク、中日とヤクルトが対戦したCS第1ステージが終わり、ソフトバンクと中日がともに2勝1敗でセカンドステージへと駒を進めました。 セカンドステージではレギュラーシーズンで優勝した日本ハムと巨人が1勝のアドバンテージを持って待ち構えています。 セカンドステージでの1位チームのアドバンテージは、1勝とホームで試合が出来る事ですが、実はそれだけではありません。 先発投手のローテーションに大きな差が出るのです。 ファーストステージで週末にエースを投入したソフトバンクと中日は、明日から始まるセカンドステージにエースを持ってこれないのです。 日本ハムと巨人は順当にエースを投入出来るが、勝ちあがったチームは4番手の先発投手となる。 これは大きなアドバンテージです。 そんな事を考えると圧倒的に優勝したチームが有利ですが、勝ちあがったチームには勢いと試合勘と敗退したチームの想いを背負ってます。 だからこそ過去に何度も下克上が起きた訳です。←ソフトバンクファンの私にとっては思い出したくない過去ですが。 今回も当然日本ハムと巨人が有利。 だからこそ不利を覆す戦いが見たい。 最後に、昨日ファーストステージで敗退が決まった瞬間の西武ファンの表情をスカパーで見ました。 ホークスファンにとってその気持ちが痛いほど分かるだけに、素直に喜べませんでした。 短期決戦、しかも2勝勝ち抜けなんてもうサイコロをふるような勝負です。 勝ったのはソフトバンクでしたが、シーズン2位の西武の方が実力が上だったのは言うまでもありません。 そんな西武ファンの無念を背負ってホークスは札幌へ。 絶対に負けられない戦いは明日から始まります。