人工甘味料アスパルテームについて考えた
みなさんはアスパルテームという言葉を聞いた事があるでしょうか。 聞いたことあるよと言う方は、アスパルテームの意味まで考えた事があるでしょうか。 アスパルテームとはアメリカで偶然により発見された人工甘味料で、現在人気の0カロリー飲料やカロリーオフという食品にほとんど添加されています。 開発されたアメリカで食品添加物として認可を受けたのを始めとして、現在世界の120カ国で認可されており、日本でも当時の厚生省が1983年に食品添加物としてアスパルテームを認可しています。 世界中で添加物として認可されているので、安心・安全なはずなのですが、アスパルテームは歴史上で最も論争を呼んでいる食品添加物なのです。 アスパルテームは砂糖の200倍の甘さを持ちカロリーは0というだけで夢のような甘味料であり、また危険に違いないと思わせる所以でもあります。 そもそも人工甘味料自体が体に悪影響を及ぼすのでは?と思われる中でアスパルテームが人工甘味料の中で最も有害かもしれないと論争になっている訳です。 もちろん日本でも前述の通り国が認可してるので、安全性については検証されているのでしょうが、適量を超えて摂取すると0カロリーなのに糖尿病の原因になったり、その他疾病の要因となることも懸念されています。 安全にアスパルテームを摂取する際の適量というのが分からないから困ったものなのです。 私はダイエットをする前から飲料などを買うときには「0カロリー」やら「カロリーオフ」の物を買ってきており現在でも愛飲しております。 今さらアスパルテームの過剰摂取は危険と言われても時間は戻せないのです。 考えてみると、どんな成分も過剰摂取には害があり、塩にしても水にしても過剰摂取すると死に至るわけなので、アスパルテームも害について意識過剰的に敬遠する必要はないのかも知れません。 ここで人工甘味料を摂取しない場合を想定してみたいと思います。 安全である砂糖を使用した三ツ矢サイダーを例にあげてみます。 三ツ矢サイダーの成分表示によると、100ccあたりに含まれる砂糖の量は11gとなっており、500ccのペットボトルに換算すると砂糖が55g入っている事になります。 アスパルテームを使ったサイダーの場合はもちろん砂糖は不使用です。 安全な砂糖だが500ccで55gも砂糖が入ったサイダーか、適量を超えたら危険な人工甘味料アスパルテームを使って砂糖が入ってないサイダーか、消費者は悩ましい選択を迫られることになります。 普段サイダーを良く飲む私の現段階での結論は、砂糖使用の物と人工甘味料使用の物を交互に飲むという事になりました。 自分的にも曖昧な結論だと思いますが、どちらかを選べないという悲しい結論でもあります。 魅惑・疑惑の人工甘味料と言われるアスパルテーム、みなさんも一度じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。 ただしアスパルテームが氾濫してる現在の食品業界、摂取せずに暮らすのはほとんど不可能だとも思われますけども。