指向性(八木)アンテナの効果的な使用法
盗聴発見器や受信機のオプションとして販売している指向性(八木)アンテナNY-399X3について簡単に紹介してみたいと思います。
指向性(八木)アンテナとは
指向性(八木)アンテナとは、一般家庭のテレビ電波を受信しているアンテナのような、魚の骨のような形をしたアンテナの事を言います。
指向性(八木)アンテナは向けている方向に特化して威力を発揮しますので、360度全ての方向をカバーできるアンテナではありませんのでご注意下さい。
指向性(八木)アンテナの受信機接続時のメリットとデメリット
指向性(八木)アンテナを受信機に接続すると、受信機に最初から付属しているアンテナ(ヘルカリ)に比べて受信可能距離が1.5倍ほどに向上します。
受信機の受信可能距離を向上したい方に推奨されるオプションとなる訳です。
ただし、指向性(八木)アンテナは向けている方向にしか性能を発揮せず、向けていない方向に対してはほとんど受信できませんのでご注意下さい。
受信機を向ける方角に影響されないのが最初から付属してるヘルカリアンテナで360度に対応しており、指向性(八木)アンテナは受信可能距離を向上できますが、盗聴器の方角に向けて受信する事が条件となります。
指向性(八木)アンテナの盗聴発見器接続時のメリットとデメリット
指向性(八木)アンテナを盗聴発見器に接続すると、やはり向けている方向に特化して性能を発揮し、その特性から盗聴器の位置の特定に有効です。
発見器に最初から付属しているアンテナは周囲をまんべんなくカバーしているので、盗聴器の位置の特定が難しいので指向性(八木)アンテナを使用して追跡すると効果的です。
ただし、指向性(八木)アンテナは向けている方向にしか性能を発揮しないので、盗聴電波をサーチ(スキャン)する時などには不向きと言えるでしょう。
あくまでも盗聴電波を検出した後の位置の特定時にご利用下さい。
受信機や発見器に接続する際の注意点
指向性(八木)アンテナを受信機や発見器に接続する際、最初から付属しているアンテナを外して直接指向性(八木)アンテナを装着できる物と、変換コネクタ(別売り)を使用しなければ装着できない物(DJ-X8/UZ-10など)があります。
指向性(八木)アンテナの機器との相性などについて何か不明な点がありましたら当店までお気軽にお問い合わせ下さい。
専門店としての見解
指向性(八木)アンテナは受信機や発見器の性能を向上させる効果的なアイテムですが、特性をよく理解しないとマイナスになる事もあります。
向けている方向のみに特化して性能を発揮するという事をよく理解して購入を検討下さい。