地図とコンパスを利用した車両追跡方法
※車両追跡装置は販売を終了しました
車両追跡装置は、当店の追跡セットとコンパス(方位磁針)と地図を組み合わせる事で、より効率よく発信機の位置を確定する事ができます。
以下に車両追跡方法をご案内します。
必要な物
- 車両追跡用受信機
- 高性能指向性アンテナ
- コンパス(方位磁針)
- 市街地地図(出来るだけ詳細が載ったもの)
→ 当店取扱い車両追跡装置 ※販売を終了しました
条件
- 車両追跡用発信機は対象車両に仕掛けられ、電源が入っているものとします
- 受信位置は発信機の電波を受信可能な距離以内とします
車両追跡装置 発信位置確定方法
発信電波の検知
高性能指向性アンテナを周囲360度全てに向けて、追跡用発信機の信号をキャッチします。周囲を探る時は出来るだけゆっくりとアンテナを振って下さい。信号をキャッチするとイヤホンからプツプツ音が聞こえてきます。
第1点目の現在位置のマーク
信号をキャッチできたら、地図上に今の位置をマークします。
方角の特定
指向性アンテナで、一番信号が強い方角を特定します。
コンパス(方位磁針)を使用して地図の北の方角が、実際に今いる場所の北と一致するように地図を回転させて合わせます。
第1点目の発信源方角をマーク
方位を正確に合わせた地図上の現在位置のポイントから、現在の信号源の方角に向かって直線を引きます。
第2点目へ移動
第1点目から別の場所へ100〜300m移動し、そこを第2点目とします。
第2点目の現在位置のマーク
信号をキャッチできたら、地図上に今の位置をマークします。
方角の特定
指向性アンテナで、一番信号が強い方角を特定します。
コンパス(方位磁針)を使用して地図の北の方角が、実際に今いる場所の北と一致するように地図を回転させて合わせます。
第2点目の発信源方角をマーク
方位を正確に合わせた地図上の現在位置のポイントから、現在の信号源の方角に向かって直線を引きます。
地図上で発信源の位置を特定
第1点目から引いた直線と、第2点目から引いた直線の交わった交点が発信機のある場所です。
3所から測定すれば、より正確に特定できます。
この方法だとあちこち動き回らなくても地図上でポイントの確定が出来ます。尚、コンパス(方位磁針)を使った方位の確定に誤差があると、地図上で交差するポイントがかなり狂いますので注意して下さい。
市街地では方角が建物の影響で狂いやすいので注意が必要です。周囲に高いビルがある場合は出来るだけそこから離れた場所を選んで下さい。ビルの壁で電波が反射しますので、そちらが信号の発信源の方向と勘違いします
。※車両追跡装置は販売を終了しました